株式会社あきない総合研究所

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よしだが行く あきないえーど編

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■ 第五話 アイパーク株式会社 文山 功 社長

著:「あきない・えーど」所長 吉田雅紀

今回、ご紹介するのはアイパーク株式会社の文山功社長です。文山社長はあきない・えーどの会員ですが、僕は初対面とばかり思ってお伺いしたら、「お久しぶりです」のご挨拶からお話がスタートしました。
文山社長、曰く「ちゃんとやってます」のご報告のつもりで、この「よしだが行く」に手を上げていただいたとのこと。ありがとうございました。いやいや、ほんま、ちゃんとやったはりました。
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文山社長と最初にお会いしたのは1999年の年末やと思います。知り合いの弁護士さんからのご紹介であきない・えーどに来られました。その頃、あきない・えーどは船場センタービルでまだ準備室でした。
弁護士さんが「一度、吉田さんの意見も聞いてみたら‥」のアドバイスやったらしいですが、文山社長は(株)アイネット(現在のアイパークの前身)という会社を作られたばかりでした。
それから、1年半。当時、お聞きしていたいくつかのアイデアは実現化し、駐車場業界の希望の星に成長したはりました。なんと、平成15年の株式公開に向け準備中とか‥。文山社長、さすがですね。(笑)
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この文山社長のお仕事は土地のオーナーに駐車場経営をフランチャイズのしくみでおすすめする事業です。今、流行りのコイン駐車場だけではなくタワー式のものから、商業施設のパーキング運営まで幅広く展開しておられます。それらの管理駐車場の情報(出庫、入庫、駐車状況、売上、事故・不正管理など)をネットで一元管理するシステムを作り上げておられます。
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文山社長に他の駐車場事業者との違いをお聞きしたら、一部の駐車場事業者は土地オーナーから通常1年契約で土地を借り上げてコイン駐車場を直営します。それに比べて、文山社長のところは土地オーナーに駐車場を自営してもらい、その経営・運営をパッケージでご支援するシステムです。
地域においてのコイン駐車場の収益予測は競合する駐車場の利用状況をリサーチすればほぼ間違いない数字がつかめるとのことです。初期投資が少なく、一年単位で収益が見込めるので、身軽に世の中の変化に対応できます。当然、その分リスクが少ない土地活用という訳です。

「土地の値段はその土地の収益性から算出される時代になった」なんてどこかで読んだような気がしたのでこのことを文山社長に質問してみました‥。
「そうなんです。駐車場経営では一台当りの駐車スペースを『一車室』と言いますが、この一車室当りの売上がその土地の値段を決めるようになっています。土地活用はオフィスビルやコンビニ、ワンルームマンションと多様ですが、その中でも駐車場経営は一番安定しているので、収益のモデルになり、その数字が土地の価格を決定するようになってきたのです。」
‥なるほど。納得です。
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 文山社長は「駐車場のことならなんでもまかせて下さい。駐車場に係ってる分には僕は誰にも負けません。アイデアだけでこの商売をしてる訳ではありません。15年間の経験と15年間考えつづけたことの積み重ねです。だから、駐車場の物作り(設備や機器)、駐車場の経営、駐車場のコンサルティング、どれも出来ます」と力強くおっしゃっていました。
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文山社長は昭和61年にオムロンの駐車場システム販売に係ってからず~とこの業界におられます。この15年の間に日本のモータリゼーションは確立し、郊外型店舗+大型駐車場が当たり前になりました。反対にバブルの後遺症は都市に虫食いのような新地を残しました。ここがコイン駐車場になったのこの2~3年の話です。この業界もめまぐるしく変化しています。
文山社長はそんな駐車場業界において、次なる戦略を構築中。資産家をネットワークするAuto Parking Owners Club の設立と、このネットワークに駐車場経営を柱にした土地活用を提案する新事業です。

今後もたまには「やってまっせ~」のご報告下さいね。(笑)
それでは文山社長、ありがとうございました。

■「よしだが行く!」鞄持ち後記■
第5回目鞄持ち 有限会社コルシス 山田まこ
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今回鞄持ちをさせていただきました、有限会社コルシスの山田まこです。アイパーク株式会社の文山社長とは以前、セミナーでご一緒した経緯があり、今回改めてビジネスの詳細を知ることができました。このビジネスに対する社長のゆるぎない自信と信念の後ろには確固たる経験と実績があります。
土地オーナーにサービスと収益をもたらし、駐車場利用者はコインパーキングを安く便利に活用でき、その結果オーナーが儲かればアイパークも儲かる、みんなニコニコビジネスというわけです。素晴らしい!土地の有効利用と交通整備の視点から、将来性は大きく、また他社の追随を許さない技術と情報を持ち、そして文山社長ご自身がファイナンシャルプランナーであるという強みを武器に、飛ぶ鳥を落とす勢いで今後の活躍が期待されます。かつての苦労と試行錯誤を乗り越えた文山社長の「まずは土地オーナーに儲けていただく事こそ事業の真髄である」という言葉を聞いて思いました。
「私も土地が欲しい!」

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