株式会社あきない総合研究所

吉田コンテンツ

よしだが行く あきないえーど編

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■ 第三話 合資会社「逸品」 森本繁生 社長

著: 「あきない・えーど」所長 吉田雅紀

今回の「よしだが行く」はかばん持ちさんからの持ち込み企画です。「○△社長の話が聞けるんやったら、かばん持ちしたい!」のわがままリクエストにお答えしました。その社長とはオンラインモールのボディビルダー(?)合資会社「逸品」の森本繁生社長です。(笑)
森本社長はお客様の推薦がないと出品できない電子商店『逸品』。http://www.ippin.com/と中小企業オンラインショップ支援の会員組織『オンラインショップマスターズクラブ』http://www.osmc.ne.jp/を主催・運営しておられます。この電子商店街「逸品」の設立は森本さんがサラリーマン時代に作っていた個人ページ「電脳乞食 Internet Beggar」が1996年9月の日経ネットナビHomepage Champion '96でグランプリを受賞したのがきっかけになったらしいです。
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電脳乞食はタイトルの通り、インターネットの中で物乞いして、ちゃっかり商品を貰っちゃおうというサイトでした。「モニターしたげるから商品頂戴!」とか「宣伝したげるから商品頂戴!」なんて‥。そんな時に電脳乞食のサイトで紹介した産直の干物が馬鹿売れしたことがあったのです。売れないで困っていた商品が電脳乞食のサイトでは馬鹿売れ‥?この時、森本さんはこの干物を「今までの干物のイメージが一新した!おいしかった!」と紹介されたとのこと。そのメッセージは第三者の意見として、口コミ効果、パブ効果となり、結果的に信頼できる情報として消費者に伝わったのです。この経験がお客様の推薦がないと出品できない電子商店『逸品』のアイデアにつながりました。グランプリ受賞の翌年、1997年5月に脱サラ。6月に創業。そして、9月には「逸品」の前身である「電子商店街IPPIN!!」を開店しはりました。

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現在、オンラインショップは3万軒と言われていますが、ちゃんとしたサービスが出来ているところは1%。つまり、300軒と言うのが森本社長のご意見です。逸品はこのちゃんとしたサービスができる店が集まった商店街というコンセプトです。
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森本社長のお話の中に「僕はもともと消費者ですから」とか「僕はお客さんから始まってますから」という言葉が何回となく出てきました。きっと森本社長の中に「消費者」ってコンセプトがしっかり根付いてるんやと思います。日本の人口1億2千万人、赤ちゃんは別にしてすべて消費者です。リアルな世界では誰でもみんなが消費者。でも、インターネットの世界ではこの消費者がまだまだ少ないのです。
森本社長は消費者出のショップコンサルタントを仕事にしてはります。普通、コンサルタント言うたら、メーカー出身とか流通出身とか業界のプロがコンサルになるのですが、森本社長の場合は消費者出身のコンサルタントです。リアルな世界では考えられないことやないでしょうか?消費者はどこまで行ってもプロにはなれません。ヘビーユーザーになれたとしても、オピニオンリーダーになれたとしても、プロ相手にコンサルティングできるようにはなりません。進化した消費者をトフラーは第三の波で「プロシューマー」と呼びました。森本社長はこのプロシューマーがまたまた進化して生まれた新しい人種のようです。
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森本社長はオンラインショップマスターズクラブの主催者という顔もお持ちです。現在230人のメンバーがおられますが、今年300~400人に増加計画中です。その森本社長のビジネスストーリーは‥逸品がある→日本のNO.1の店が揃ってる→そこにはショップ運営のノウハウがある→それをOSMCのメンバーが取り囲んでいる→このリソースを活かして→「オンラインショップ大学」つまり教育事業を展開。ざっとそんなところやと僕は理解しました。(森本社長?合ってますよね)この大学構想は別法人で企画しておられて、この大学構想の入り口でもあるのが、大阪産業創造館IT@BRIDGEとのタイアップ企画である「うりうり教習所」です。
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そんな森本社長にこれからの課題をお聞きすると、これからが本番。家業が事業に脱皮する時とのこと。人材や協力者、マネジメントなど、課題はいっぱいとか‥しかし、一つの会社を大きくするつもりはないし、社員を増やすつもりもない。独立志向の強い人とコラボレーションで仕事をしていきたいとのことです。合資会社逸品の今年の目標が売上1億とのとこ。森本社長のビジョンは1億の会社を5つ作ること。その5つからしっかり報酬いただきます‥って。(笑)でも1億の会社5つならビジョンっていうより中長期の目標ですよね。

最後にリーダーシップの話になりました。逸品もOSMCもコンセプトがあって、そのコンセプトに賛同したメンバーが集まっています。賛同者の集まりといってもそこには求心力となるリーダーが必要です。リーダーにもいろんなタイプがあります。そこで、森本社長に質問してみました。森本社長のリーダーシップとは?
ニコニコしながら森本社長はこのようにお答えくださいました。
僕ってつかみどころがないってよく言われます。なんとなくですが、先頭に立ってみんなを引っ張って行くって感じではないですよね。先頭っていうより、きっと一番後ろにいてて、みんなを押してるって感じの方がぴったりします。吉田さん、考えてもみて下さい。オンラインショップのオーナー達はみんな個性的な人ばかりです。みんなを誰かが引っ張るなんて出来る訳ないでしょ(笑)。僕のスタイルは「みんなの後ろから押すリーダー」です。

なるほど‥後ろから押すリーダーシップ。いい話を聞かせいただきました。森本社長!ありがとうございました。

■「よしだが行く!」鞄持ち後記■
第3回目鞄持ち (株)エルゴ・ブレインズ くし田あきこ
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逸品.comの森本さんとは、私がネット超初心者だった頃に(森本さんは電脳乞食さんで有名に)メールでやり取りさせていただいたことがありまして、あれから(たぶん)5年の年月がたち、今回の社長インタビューという形でお会いするなんて、当時は考えもしませんでした。人生って本当にわかりませんね。また、お話の中で「しんどかった時は?」という質問に「今ですね。」という意外な答えには正直ビックリしました。
会社を経営していくってことはいろんなご苦労があるわけですね。うちの社長も同じような思いをされてるのかな?(私のような個性社員もいるし?)
貴重なお話を森本さんどうもありがとうございました。ご同席いただいた石黒さん、また面白い俳句を!吉田所長、この企画続けましょう!

第3回目鞄持ち プリティ・ドルフィン 森西
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★今回はもう1人鞄持ちの方がいらっしゃいます。 プリティ・ドルフィンの森西です。今回吉田所長の鞄持ちとして主人共々同行取材をさせて頂きました。私共プリティ・ドルフィンは6月にネットショップをオープンさせたばかりで、逸品.Comのサイトはまだまだ手の届かないあこがれのショップの一つです。社長の森本様もサイト名と同様にすごくこだわりをモットーにされているのがヒシヒシと感じられました。その中でもすごく共感した事はやはり、「常に売り屋ではなく、お客様の立場になって心のあるビジネスをしていきたい。自分もネットショップが大好きでよくネットショプで買い物もするし、経営者であり消費者の一人でもあります。」とおっしゃた事です。
「ネットショップだからこそ対面販売ではない逆にそれ以上誠意のあるビシネスが可能になるように思えます。」と言われた事も印象的でした。取材を通して多くの事を学ばせて頂きこれからの糧として、ガンバロウと思いました。同じくこだわりをもつ商品を扱っている私共(オリジナリティな商品です。ホームページをご覧下さい)にとって、とても有意義な時間をもてた事感謝しております。

URL:http://www.p-drufin.com/
 

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