株式会社あきない総合研究所

吉田コンテンツ

よしだが行く あきないえーど編

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■ 第二十二話 (有)大阪サンコー企画 幸田栄長 社長

著:「あきない・えーど」所長 吉田雅紀

こんにちは、皆さん。僕の原稿の前半と鞄持ちさんの原稿の一部はメルマガと同じです。メルマガからのお客様もめげずに最後までお読みくださいね(笑)。 今回、お邪魔したのは有限会社大阪サンコー企画の幸田社長です。幸田社長は昭和20年生まれの57歳。でも、ビジネスアイデアでは若い人に負けません。そんな幸田社長率いる大阪サンコーさんは販促物やイベントの企画・制作、学習塾の展開、インターネットでの広告・通販など幅広い事業を展開してはります。その幸田社長がお仲間と一緒にインターネットを活用した商店支援事業を仕掛けておられます。当日はこの新事業についてお仲間のみなさんと一緒にお話して下さいました。

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お邪魔したところはお仲間の一人で有限会社エフイーアイの栢原社長が経営しておられる清水谷にある学習塾でした。ご案内していただいたお部屋は小さな机が並んだ、なんか昔懐かしい匂いのスペースでした。

今までの「よしだが行く」ではインタビューさせていただくのは社長お一人と言うのが多かったのですが、今回は幸田社長はもちろんのこと、この塾の栢原社長、同じく塾仲間のイーステーション本寺社長、アーク進学会松本塾長、そして、この新事業の営業責任者鶴岡さん。総勢5名のお出迎えでした。こちらは僕に鞄持ちの月川さん、この企画のあきない・えーど担当、柳瀬。なんと総勢8名になってしまいました。でも、大丈夫です。ここは教室です。スペースは充分にあります。(笑)

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早速、その新事業「オール・ユーザーズ・ネット」(All User's Net)について幸田社長からお話していただきました。オール・ユーザーズ・ネット(以下『あうん』としますね)とは2万から3万世帯を対象に商店とお客様を繋ぐ地域密着のコミュニティー・ビジネスです。

Eコマースなんて言われて久しいですが、まだまだ、町のお店にはインターネットと言っても身近な存在やないです。インターネットでは世界中の通販を利用することが出来ますが、隣のお店で何が売ってるか?分からない。そんな矛盾した存在。それがインターネットです。お店がインターネット的でないのと同じに、町のお母さんもインターネット的ではありません。お母さんは日用品とか消耗品をほぼ毎日買物します。それも、せいぜい2キロ以内にある、いつものお店で買っています。こんなインターネット的でないお店とお母さんをオンラインと紙のチラシの両方でひっつけちゃおうというのがこの「あうん」です。

ビジネスの組み立てはこんな感じです。まず、対象エリアの商店を足の営業で「あうん」の会員に勧誘します。この「あうん」はモールみたいな存在ですが、正確には町のお店のご紹介ページです。月会費が千円でこの「あうん」のページで紹介していただけるんですが、その為にはお店のページがいります。すでにあればOKですが、もし、ないのなら作らなあきません。お店が生きたページを作るには店主とは言いませんが、お店の中で制作しないと外注ではお金もかかるし、リアルなページ更新ができません。それでは死んだサイトになってしまいます。そこで、塾のメンバーの出番です。足の営業で集めたお店の人達に「あうんパソコン有効活用研究会」に参加していただきます。そこで、パソコンやインターネットの重要性を認識いただいたら、まずはイーステーションのパソコンスクールに入って、自分で自分の店のサイトを立ち上げるスキルを身に付けてもらいます。これ教育事業です。前段で2万から3万世帯が対象って言いましたが、このエリアの核になる駅にまずはイーステーションがPCスクール開校します。イーステーション進出、その後、お店に営業って作戦です。

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イーステーションでトレーニングして自分とこのページがアップした。ところがここからが問題です。「サイトは作ったが誰も来てくれない」よく聞く話です。そこで、さっきのチラシがサイト支援の販促物として登場します。

プリントバナーと名づけられた新聞折込チラシです。配布先は商圏である2~3万世帯です。両面カラーのA4チラシに60店舗のバナー広告とお店の所在を表す地図が掲載されます。バナーはそのお店で使う割引チケットになっています。欲しいものがあればそのバナーを切り取ってお店に持って行けば割引になります。当然、お店のURLも載ってるので、そのお店のページにも行けます。カッコよく言えばリアルとバーチャルの融合です。

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地域のお店と地域のお客様。地域のインターネットスキルとパソコン教室。地域のネットモールと新聞の折込チラシ。そんな地域リソースがうまく絡んだビジネスモデルです。今、東大阪を中心に実験が進んでいます。この12月に最初の折込チラシが配布されます。幸田社長の将来の夢はこんな地域サイトをいっぱい作ることやそうです。

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そうですよね?幸田社長?こんな説明で合ってます?お仲間のみなさんにもよろしくお伝え下さい。お忙しいところ、ありがとうございました。また、東大阪の実験の結果も知らせて下さいね。

■「よしだが行く!」鞄持ち後記■
第22回鞄持ち後記 あきない・えーど 月川雅美

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私があきない・えーどに入所して早や1ヶ月が過ぎました。"行ってみたい!"と軽く言ってしまいましたが、まさか、こんなに早くこのような機会が巡ってくるとは思いもよりませんでした。先方様は男性5人衆。神妙な趣で臨みました。事前にホームページを拝見していましたが、今回は新しい事業展開の計画と情熱をお話下さいました。

私が関心を抱いたお話の一つは、『地域に密着した"アナデジ"』というお話で、つまり、大手スーパーに押されつつある地域の商店街にスポットを当て、デジタルとアナログを融合させると言うことでした。以前、私の知人のWEBデザイナーが言っていましたが、いくらホームページを作っても、結局、それを紹介するための宣伝が必要になってくる。のだそうです。若者であふれる街のお洒落なカフェなどであれば、雑誌に取り上げられるかもしれないし、ADカードをお金をかけて宣伝する効果も期待できるのでしょう。しかし、マイナーな地域のさびれかけた商店街であれば、それは難しい。そう考えると、チラシと言う地域の主婦にうけそうな紙媒体とホームページの融合は、利にかなっているのかもしれないと思いました。
そしてもう一つは、教育から一貫して考えていると言うことでした。とかく、IT化と言われる世の中で、IT化に取り残された人たちは、どうでもいいのかな。と思っていましたが、"あうん"では、商業者に自分自身でホームページを立ち上げることが出来るよう、そして、その後の商売への生かし方などを、一貫してビジネスにしようとしているのです。また、ターゲットも老若男女を問わない姿勢もすばらしいと思いました。

最後に、とても印象に残ったのですが、「いくらデジタル化の世の中であっても、『人と人とのふれあい』『Face to Face』を大切にしたい。」というお話に私も感銘を受けました。"あうん"5人衆、仲の良い5人の集まりだからでしょうか、お話の中にとても"温かみ"を感じました。それぞれの得意とする分野を発揮しながらの連携プレー。私も、同じ目標を持つ仲の良いもの同士で何か出来ればいいなと、大変うらやましくも思いました。

私には経営のことは分かりませんが、"あうん"の事業展開の行末がどんな形になってゆくのか、楽しみにしていようと思います。

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