会社が潰れる時

20010年2月23日 18時57分


「赤字では会社は潰れん」って言うよね。金が尽きて潰れる。
資金繰りが出来なくなって潰れる。確かにそうだけど、どうなったら
資金繰りに行き詰るか?わかりますか?答えは簡単。
社長が事業の継続を諦めるからです。
生きようという気力がなくなったわけです。売上でも、資金繰りでもない。
社長のヤル気がなくなった時に会社は潰れます。

 逆もまた真なり!

事業のゴーイング コンサーン(Going Concern)には、社長のヤル気が必要です。
ヤル気のない社長が会社を継続できるとは思えません。
では、社長はどんな時にヤル気(動機付け)になるのか?

人のマネジメントにとって動機付けは一番大切なテーマです。権限と責任、
やりがい、正当な評価、如何に社員を動機付けするか?人事部は考えています。
部下を動機付けするのは上司です。組織を動機付けするのは社長です。
では、社長を動機付けするのは誰でしょうか?

起業家は、食えない時は食えるようになりたいと思い、食えるようになっ
たら人並みに暮らしたいと思い、人並みに暮らせるようになったら人並み
以上に暮らしたいと思い、人並み以上に暮らせたら...と、その時々の動機は
変化しますが、この変化の中でヤル気を維持し続けなければなりません。

「このままでは食えない」と言って諦める起業家と、だからこそ頑張る起業
家がいます。「人並みの生活なら独立した意味がない」と、もっと頑張る起
業家がいます。彼らの動機はマズロー階段を登ります。僕たちコンサルタン
トの究極の仕事は、この動機の導き手になることです。コンサルテーション
というのは社長への動機付けが目的で、それ以外は全てその為の手段です。
僕は社長のメンターでありたいと思っています。

    

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「専門分野を持とう!」

2010年1月15日 12時21分


コンサルで起業したころ、仕事が欲しくて
「なんでもします。できます。させて下さい」
って言ってました。これを言えば言うほど仕事は来なくなるんですが(笑)。
なんでもできるコンサルって、実は「何もできません」って名刺に書いてい
るみたいなもんです。仕事の機会は減るかも知れませんが、何か専門分野を
持った方がいいに決まっています。そして、専門分野を絞ったら仕事が減る
もんでもないんですね。これが。

「○○なら吉田や」って言われるのがいいですよね。

僕は、この○○が起業・ベンチャーになった訳です。でも、今から考えると
それ以外の仕事もたくさんさせていただきました。
「吉田さんの専門はベンチャーだよね。病院って興味ない?ちょっと手伝っ
て欲しい案件があるんだけどな~」みたいに。
なぜ、そんな仕事が来たかというと、僕が財務に強かったからです。
彼は病院の財務分析ができる人を探していたようです。

僕は、マーケティング、HR、製造... いろいろカテゴリーがあると思いますが
財務が得意でした。
会計士や税理士と違って、社長が経営の武器として使う財務が得意でした。
専門ではないのですが「強み」の一つです。「強い」と言えばインターネットにも強かったです。
すでに過去形になっていますが10年前は強かったです (笑)。

若いコンサルタントが「何を専門にしたら良いかわからない」って相談に来ます。
 
 専門=好きなこと。
 専門=できること。
 専門=しなければならないこと。

横浜で知り合った行政書士のKさんは、24歳の駆け出し先生です。
「K さん、何が強いの?専門は?他の行政書士と違うところは何?」
黙ってしまったKさんに
「仕事を離れてもいいよ。これは負けないってことないの?得意技は?」
そしたら、Kさんが
「僕、テニスのコーチしてたんです。テニス得意です。」
いいじゃん(^_^)「テニスを教える行政書士」イケテル!!
コンサルタントの営業のほとんどは、どなたかのご紹介です。
だからこそ、「なんでもできます」よりも専門や強みを活かして覚えてもら
うことが大事なんです。

 専門分野=強み=個性化 です。

    

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「起業支援と廃業支援」

2009年12月10日 17時54分 

 

 もう20年以上前の話ですが、千趣会(通販)の経営企画のメンバーと懇意でよく呑んでいました(仕事もしていましたよ)。そんなある日、彼らから返品の話を聞きました。「吉田さん、返品しやすい仕組みを作れば売上は自動的に上がるんです。そして、返品が増えるかというとそうでもないんです。」彼らの話を要約するとこういうことでした。

 通販でモノを買う時に、消費者はサイズが合わなかったら...。色が気に入らなかったら...。思ったモノと違ったら...。と考えます。

  夕景.jpgこの「...たら」が購買行動にブレーキをかけます。つまり、この「たら」を解決するのが返品システムです。「気に入らなければ返品して下さい。ややこしい手続きもいりません。着払いでさっさと返品して下さい。」そうすると、AIDMAのMからAへの確率をアップさせる。そんな話でした。
 この話をある時思い出しました。なぜ、みんなが起業の一歩が踏み出せないのか?失敗が怖いから?

「失敗し・た・らどうしよう。」同じ「たら」です。

 起業を返品する訳にはいきませんが、失敗のハードルを下げることはできるように思いました。失敗したらM&Aで売って、次の機会を狙えば?既に事業をしている企業を買って、初期投資を抑えてスタートしてみたら?これが中小企業のM&Aに興味を持つ最初です。確かに、2代目不足による事業継承のM&Aもありますが、僕には起業を増やす為のセーフティーネットとしてM&Aマーケットが成長すればと思っています。

起業支援と廃業支援は、表裏一体です。

    

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「話す」ことの必要性

2009年11月10日 21時07分 更新 

 僕は起業やベンチャーだけでなく、政府の中小企業施策についても講演しますし、上海事情、地域活性についても話します。ま、なんでも自分の中でまとめて(シナリオ)、話して(講演・セミナー・研修)、お金にします。

  川.jpg 

プレゼンテーションについても教えていますが、このセミナーは起業家や ビジネスマン向けのものと、プロコンサル向けのものがあり、前者は手段と してのプレゼンを教え、後者は目的(商売)としてのプレゼンを教えます。

 この二つはまったく違います。
 何が違うか?心構えが違います。品質が違います。コンサルは元々が請負業 です。特に駆け出しの時は、お座敷がかかればどんなお座敷でもお伺いして 三味も引けば、踊りも踊ります。優先順位を付けざるを得なくなるまでは本当のプロだからこそ、ギャラは選びますがお座敷は選びません。 (ここで言うお座敷とはお客様のことです)

 大学とか高校に話に行って、「学生の態度が悪い。聞く態度がなっとらん」と怒っておられるお方をよくお見かけますが、こっちは話すことを稼業にしている香具師みたいなもんですから、聞かせていくら、納得させていくら腑に落していくらです。
 その為には寝てるヤツは起こします。隣りのヤツとペチャクチャお喋りさせない。話に引き込む。話に集中させる。聞かせてはじめて商売、聞いてくれなきゃ、商売あがったりです。
 僕の境地まで来るには「一に練習、二に練習、三、四がなくて五に練習」です。練習は裏切らない。そして、ツボを心得ることが極意です。

    

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  • あきない総研の理論政策更新研修

プロフィール

中小企業診断士/
経営コンサルタント
子供向けファッションショップを経営。
ビジネスの経験をもとに、起業・ベンチャーに特化した企業支援を始める。大阪市の『あきない・えーど』、経済産業省の『ドリームゲートプロジェクト』など、起業育成プロジェクトの立ち上げに関わる。 現在、あきない総研を経営し日々奮闘中。